カロリーナ・コストナーが欧州選手権2017で本格復帰した結果

今週開催されているヨーロッパ選手権(欧州選手権)2017において、個人的に大注目しているのがイタリアのカロリーナ・コストナー。もちろん、ロシア女子選手による世界選手権2017の出場枠争いも気になるのだが、現在29歳で来月30歳を迎える大ベテランの年齢になったコストナーが、久々の大舞台であるユーロでどこまで食い込めるのか、どんな構成で来るのか、エントリーが決まってから気になってしょうがなかった。

コストナーは、スケオタの間では「点数が高すぎる」という批判も結構あるが、浅田真央にまつわるエピソードなどから垣間見える人柄の良さも有名で、日本でも長く愛されている選手だと思う。浅田真央とは、長年同じ国際試合に出ていただけでなく、2人ともローリ・ニコル氏の振り付けで滑ることが多いことから交流があり、浅田のアイスショー『ザ・アイス』ではコラボプロも披露した。

自国イタリアで開催されたトリノオリンピックの開会式では、イタリア選手団の旗手を務め、イタリア国内での人気も高いほか、ロシアの若手選手の憧れの選手としてもよく名前が挙がっている。

復活

コストナーは元彼氏のアレックス・シュバーツァーのドーピング回避の手助けをした疑いにより、2015年1月から1年4か月の出場資格停止処分を受けた。その後コーチをエレクセイ・ミーシン氏に変更し、今シーズンのゴールデン・スピンでは優勝という結果で、復帰の好調な第一歩を踏み出した。そして、今回のヨーロッパ選手権で本格的に大舞台に復帰してきたということになる。

今日見せたショートプログラムは、打楽器の音だけという難しいプログラムで、下手すると超絶つまらないプログラムになってしまう危険もある選曲。しかし、コストナーのスケーティングは格別だった。ダイナミックで、オーラもあって、戻ってきてくれてありがとうという気持ちになった。

ジャンプ構成は、3T-3T、3Lo、後半2Aで目立ったミスはなし。キスクラでは笑顔を見せた。
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ミーシンコーチがロシア選手以外とキスクラにいるのは、なんだか不思議な感じがしてしまう(笑)今回の出来に、同じくミーシン門下のプルシェンコは、インスタグラムやツイッター上で「ブラボー、カロリーナとミーシン!」とコメントしている。
SPの得点は、72.40という高得点。ミーシン氏は先日のインタビューで、コストナーはロシア女子を脅かす存在ではないと言っていたが、結構な強敵なのではないだろうか。

※関連記事:待機室のランビエールコーチとコストナーがツイッターで話題に 

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