ロシアの女子シングル選手エレーナ・ラジオノワの海外インタビュー翻訳をご紹介しています。2018年9月2日に新しいインタビューを追記しました。
2015年
東京の代々木体育館で開催された世界フィギュアスケート国別対抗戦2015のために、来日をしたラジオノワ。来日直前にロシアで行われたインタビュー(ロシア語)の翻訳です。
画像は、日本滞在中の一枚。イリニフとヴォロノフと。
出典: Elena radionova instagram
ラジオノワは、以下のように話しています。
「私たちは今日国別対抗戦のために東京へ飛び立ちます。この旅をとても楽しみにしています。
日本はいつでも素晴らしい雰囲気なんです。
観客はあたたかくて、ファンは沢山のプレゼントやぬいぐるみ、花を投げてくれます。私は日本が好きだし、試合で日本に行くのも好きです。
今回は5回目の日本になります。チームでいい結果が出せるように良い演技をしたいと思います。」
2018年
8月に行われたこちらのインタビュー(ロシア語)で、特に滑りたい場所はありますか?という質問で、日本について再び言及しています。
あっという間に大人っぽくなりました。可愛い女の子から、美人さんになりましたね。
出典: Elena radionova instagram
「モスクワで滑るのが好きで、日本も好きです。
今シーズンのグランプリシリーズでは、日本で1つの大会(NHK杯2018)に出ます。日本の人達は、信じられないほどスケーターをサポートしてくれます。
沢山のファンがいるのですが、興奮したり騒いだりということにはならず、逆に雰囲気をどうにか和らげようとしてくれます。
日本の試合は、とても解放されたような雰囲気で、強い気持ちを与えてくれます。
日本人の観客が客席に座れば、(彼らにとって)選手が何位かということは重要ではないのです。彼らはただ応援してくれて、心配してくれて、サポートしてくれて、愛してくれます。
意識せずとも、彼らを最大限喜ばせたい、ベストを尽くしたいという願いが沸いてくるのです。」
この他にも、ファンとの交流を聞かれ、リプニツカヤとラジオノワのファンアカウントを作ったり、手作り衣装のクマのぬいぐるみをくれる日本人女性のことも話しています。