浅田真央はコーチも振付師も変更した方がいいと思う理由

浅田真央が世界選手権を終えてボストンから帰国し、佐藤信夫コーチと共に来季も現役続行する意向を示した。新プログラムは5月ごろ作る予定だそう。

もしかしたら今季で引退するかもしれないと思っていたので、続けてくれるというニュースはとても嬉しいのだが、平昌オリンピックまで続けるならコーチも振付師も変えた方がいいと思う。

浅田が、ローリー・ニコル氏とも佐藤信夫コーチとも厚い信頼関係で結ばれていることは十分分かっているのだが、今回はその上で一スケオタの気持ちを書きたい。

コーチ

私は講演会に行った(佐藤信夫コーチ講演会レポート、浅田真央の変化などを語る)くらい佐藤コーチには興味があるし、日本人ならではの繊細な温かさが感じられるコーチだと思っている。

しかし、実力は今もなお世界トップレベルでメンタルさえ整えば、という今の浅田の状況を考えると、もっとエネルギッシュなコーチの方がいいのではと思う。「選手である以上は結果を求めていく」と本人が言うのなら尚更。

いい演技をした後に、飛び上がって喜んでくれるコーチや、演技前に気持ちを奮い立たせてくれるようなコーチが良いと思う。
続けても後2年なので、信頼関係を築く期間を考えると今から他のコーチに変更するのは無謀かなとも思うが。

振付師

昨日、浅田の2008-2009年シーズンのエキシビション『ポル・ウナ・カベサ』(タラソワ振付)を見たのだが、これは本当に何度見ても素晴らしくて一番好きなプログラム。ちなみに、ポルウナはザ・アイス2015の再演リクエスト投票で1位に選ばれた(※2位から5位はこちら)。

浅田の類まれな身体能力と天性の軽やかさを絶妙に生かしていて、バレエ的な身のこなしもあり、それでいてエネルギッシュ。最初から最後までキラキラ輝いている神プロ。エキシビまでタラソワプロが見られた頃は贅沢だったんだなぁと思う。

これを見た後に、今シーズンのローリープログラムを見ると、正直言って物足りない。今季のSPもFSも好きだが、浅田真央の魅力はこの振付には収まらないと思う。

ローリー・ニコルの才能云々ではなくて、ローリーと浅田真央はあまり合わないのかもしれない。ローリーは、浅田の良さは軽やかさだけだと思っているのではないかと感じてしまうほど、浅田の良さを充分に生かせていないように思える。

ここ最近のプロで言えば、ローリーが好んでいるコミカル系・ジャズ系はそもそも日本人向きではないと思うし。

タラソワにはもう頼めないのかもしれないが、トム・ディクソンや宮本賢二あたりもいいかなぁと個人的には思う。今季の本田真凜の『ビートルジュース』と本郷理華の『リバーダンス』の振付が好きなので。

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