フィギュアスケートのペア日本代表として世界選手権などに出場し、すみオデの愛称で親しまれた須藤澄玲とフランシス・ブードロ=オデ組の解散が発表されました。今回の記事では、これまでの須藤&オデ組の経歴と、解散コメントをまとめました。
須藤澄玲とフランシス・ブードロオデのペア
須藤澄玲(20歳)とフランシス・ブードロ=オデ(24歳)のペアのこれまでの主な経歴を以下にまとめました。
2015-2016シーズンに、日本の須藤とカナダ出身のブードロ=オデがペアを結成。
ブードロ=オデはそれ以前には古賀亜美とペアを、須藤はロシア出身のコンスタンティン・チジコフとペアを組んでいました。
2015-16と2016-17シーズンにおいて、全日本フィギュアスケート選手権を2連覇しました。2017-2018シーズンの全日本は、須藤の体調不良による調整不足のため棄権しました。
世界選手権には2015-16と2016-17シーズンの2回出場し、それぞれ22位・17位という成績を残しています。
平昌オリンピックのペアの枠獲得に貢献しましたが、国籍の問題で出場は果たせませんでした。そのことで目標を失ってしまったという報道もありましたね。
解散発表コメント
今回のペア解消は、ブードロ=オデ本人が自身のインスタグラムにて発表したもので、以下はそのコメント翻訳になります。
「日本のスケーターとしての旅を終えることを発表する時が来ました。私はとてもラッキーです、世界を回って多くの大会に出場する機会を与えてもらうという素晴らしい経験を得られたことに、常に感謝し続けるでしょう。これまでの仲間や日本スケート連盟、日本のファンのみなさんの応援、本当にありがとうございました。これは私のキャリアの終わりではありません、私は新しいパートナーを探しています。」
また、日本語では以下のようにコメントしています。
日本選手団の一員として競技が出来たことを誇らしく嬉しく思っています。いままで応援していただきありがとうございました。
出典:Francis Boudreau-Audet instagram
解散理由は明かされていませんが、この時期ということは五輪シーズンを区切りに、という決断なのでしょうか。引退ということではないようなので、2人の新たなスタートを応援したいと思います。