10月7日にさいたまスーパーアリーナで開催された『フィギュアスケートジャパンオープン2017』と『カーニバルオンアイス2017』。日本人女子選手では、三原舞依と本田真凜が出場しました。
本田真凜の扱い
本田真凜は以前から才能に加え、女優の妹(本田望結)を持つという話題性と華のあるルックスで特集が組まれたり、CMに出演するなどマスコミの注目度が高い選手ですね。
昨シーズンまではジュニアでしたし、世界ジュニアでの実績も残したので、それほど扱いを批判されることはなかったと思います。しかし、今回女子の中で順位が5位だったということで、ネット上ではゴリ押し批判やアンチ発言が多く見られます。
順位が上だった三原舞依よりテレビやカーニバルオンアイス(CaOI)での扱いが良い、平昌オリンピックに選ばれる設定で紹介されている、ということが理由のようです。
期待外れだという評価や容姿に関するアンチ発言もあり、本人が調子に乗っている発言をした訳でもないのに気の毒になってしまいます。
影響力のあるテレビのニュース番組などで、本田を多く映すのは、浅田真央引退後のフィギュア界の新しいスターを作りたいという思惑があるのだと思います。
しかし、まだシニアでの大きな実績がない選手を必要以上に注目してテレビで大きく取り上げてしまうのは、違和感を与えてしまったり、嫌いという感情を生んでしまってもおかしくないですよね。
ゴリ押しをしなくても、今回の件でいえば、三原舞依のファンも、本田真凜のファンも自然に増えていくものだと思います。どちらも可愛い魅力的な選手ですから。
ゴリ押しというのは、スターを作ろうとして、結果的にはアンチを作ってしまうのではないかと思います。
芸能人だったら、事務所のゴリ押しでもプレッシャーはあまりないでしょうが、スポーツ選手は常に結果が求められる存在なので、潰れてしまわないか心配です。