フィギュアスケート男子シングルの歴代世界最高得点ランキングについてまとめてみました。男子完全版と題しまして、ショートプログラム得点、フリースケーティング得点、総合得点の3種類を網羅していますので、確認用に役立てていただければと思います。最新版に随時更新しています。
※最近の記録更新:
世界選手権2018にて、チェンがフリー・総合点のPB更新。
平昌オリンピックにて、ジンがショート、チェンがフリーのPB更新。
グランプリシリーズアメリカ大会2017にて、チェンがショートのPB更新。
グランプリシリーズ中国大会2017にて、コリャダがショートのPB更新。
世界最高得点とは
ランキングを発表する前に、まずは世界最高得点の定義について説明することにします。そんなの知ってるよって方はスルーしちゃって下さい。
世界最高得点は、フィギュアスケートの採点方法が6点満点ではなくなった後のスコアが対象となります。6点満点時代も素晴らしい演技は沢山ありましたが、採点形式が違い過ぎるので同じランキングにはできませんよね。
その後もちょくちょく基礎点などの採点ルールの変化はありますが、歴代の最高得点のランキングは純粋にその得点でランキングが決まります。
2つ気を付けなければいけない点があって、1つ目は対象の大会が限られているということです。
ISU(国際スケート連盟)が指定した大会で出した得点のみが対象となるのです。その対象大会というのは、シニアではオリンピック、世界選手権、欧州選手権、四大陸選手権、グランプリシリーズ、チャレンジャーズシリーズ、国別対抗戦となっています。
なので、テレビで全日本フィギュアを見ていてすごい高得点が出て、世界最高点が出た!!と思っても、歴代ランキングには反映されず、あくまでも参考得点として扱われる訳です。その方が公平さが保てて良いと思います。
2つ目は、今回ご紹介する歴代最高得点ランキングはパーソナルベストが対象で、同じ選手が複数回カウントされないということです。
ちなみに、複数回カウントするランキングでは、同じ選手達が独占する感じになります。世界最高得点を出せるレベルの選手なんて、数人しかいない訳ですから、当然と言えば当然の話かもしれませんね。
では、男子シングルの世界最高得点を見ていきましょう!羽生結弦を始め、日本人選手たちが素晴らしいです。高橋大輔、織田信成が出てきた辺りから一気に日本男子の注目度が変わりましたよね。
男子総合点
順位 | 名前 | 得点 大会名 |
1 | 羽生結弦 | 330.43 2015GPF |
2 | ネイサン・チェン(米国) | 321.40 2018世界選手権 |
3 | 宇野昌磨 | 319.84 2017ロンバルディア杯 |
4 | ハビエル・フェルナンデス(スペイン) | 314.93 2016 世界選手権 |
5 | ボーヤン・ジン(中国) | 303.58 2017世界選手権 |
6 | パトリック・チャン(カナダ) | 295.27 2013GPSフランス大会 |
男子ショート
順位 | 名前 | 得点 大会名 |
1 | 羽生結弦 | 112.72 2017オータムクラシック |
2 | ハビエル・フェルナンデス(スペイン) | 109.05 2017世界選手権 |
3 | 宇野昌磨 | 104.87 2017ロンバルディア杯 |
4 | ネイサン・チェン(米国) | 104.12 2017GPSアメリカ大会 |
5 | ボーヤン・ジン (中国) | 103.32 2018平昌五輪 |
6 | ミハイル・コリヤダ (ロシア) | 103.13 2017GPS中国大会 |
男子フリー
順位 | 名前 | 得点 大会名 |
1 | 羽生結弦 | 223.20 2017世界選手権 |
2 | ネイサン・チェン(米国) | 219.46 2018世界選手権 |
3 | ハビエル・フェルナンデス(スペイン) | 216.41 2016世界選手権 |
4 | 宇野昌磨 | 214.97 2017ロンバルディア杯 |
5 | ボーヤン・ジン(中国) | 204.94 2017世界選手権 |
6 | パトリック・チャン(カナダ) | 203.99 2016四大陸選手権 |
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